特色カラーはどのような色?
みなさんこんにちわ!
前回に引き続き、当店でお問い合わせが多い内容として、「特色」についてのお問い合わせが多いのですが、実際特色ってなんなのか?というご相談が非常に多いですね。
通常の生活で「色」については日ごろから、身近ですが、「特色」というのはなかなか関わる事が少ないので、どんなお色が「特色」なのか?それについてご説明いたします。
通常特色は日本国内においては「DICカラー」と「PANTONEカラー」の2種類ございます。
「DICカラー」は大日本インキ化学工業様が作成される特色です。
「PANTONEカラー」はパントンLLC様の特色になります。
使い分けは用途によってや、印刷工場によって、いろいろと条件や仕様が異なりますが、日本国内の場合は前出の通り、工場によって取り扱いが異なりますが、通常圧倒的に「DICカラー」の指定が多いです。逆に海外のい場合は「PANTONEカラー」メインで指定色として使用されています。
ではこの「DICカラー」と「PANTONEカラー」の「特色」とはなんなのでしょうか?
特色は印刷の表現では通常「illustratorなどのソフトで見る色の指定箇所の「CMYK」のプロセスカラーでの「色の掛け合わせ」で作成する色にて表現しますが、このプロセスカラーで表現できない、色が特別色として特色となります。
(※例として「C100%+M100%+Y100%+K0%」・金赤)これがプロセスカラー
特色は、書いて字のごとく、特別な色ですので、一般的な色でいうと、「金」「銀」になりますがそれ以外にも数百以上色々な色が用意されています。このように色の掛け合わせで表現できない色と覚えていただければよいかと思います。
特色指定については、すべてに番号や記号が記載されているので、その番号を指定してもらえれば、工場の方で指定番号に基づき、印刷されます。
但し、一般的に特色は通常のプロセスカラーと比較すると割高になりますので、その点ご留意いただく必要があります。なので、特色の扱いを沢山指定しての印刷はコストが非常にかかる上に、物理的に印刷対応していないケースもございますので、注意が必要です。
この特色は主に、企業などの指定の色「コーポレートカラー」やキャラクターなどの版権物の色など予めお色が指定されているケースでのデザインが多いです。
ではまた。
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