当店が「紙ヘッダー」をおすすめする4つの理由
当店が取り扱っている「ヘッダー」は、お客さまが販売されたい商品を入れた透明のOPP袋の口の部分を挟んでホチキスなどで止めて使用する紙製のものです。
ヘッダーに穴をあければ、吊り下げ陳列もできます。

商品を入れるOPP袋には「ヘッダー付き」というものもあって、わざわざ別で紙ヘッダーを用意しなくてもいいのに、なぜ当店は紙製のヘッダーをおすすめするのか。
それには理由があります。
理由1:とにかく低コスト
ヘッダー付きOPP袋でも、何も印刷をしなければ低コストで入手できますが、商品のパッケージとしては何も記載しない無地のままというわけにはいきません。
商品名や商品説明、バーコード、販売者名、注意事項、バーコードなどいろいろな情報を何らかの形で表示する必要があります。
もちろんデザインによって商品の特徴をイメージ的にアピールするということも、パッケージの大切な要素です。
そこでそういった情報やデザインを印刷しよう!となった場合に、OPP素材への直接の印刷も可能ではありますが、コストが非常に高い!!
OPP素材への印刷は一般的に「グラビア印刷」という方法となりますが、グラビア印刷に使う「版」の料金が高いんです。
グラビア印刷は印刷色1色あたり1版が必要となります。
そのため1色印刷でしたら1版分の版代ですみますが、フルカラー印刷の場合は「CMYK」の4版、白引きをする場合はプラス1版の5版が必要です。
グラビア印刷の版代は、サイズにもよりますが1版あたり数万円しますので、4版や5版使用する場合は版代だけでかなりな金額になってしまいます。
何万枚・何十万枚という大ロットでしたらそれほど単価的には影響はないかもしれませんが、OPP袋への直接印刷は最小ロット1000枚から対応可能です。
例えば1000枚でフルカラー印刷をしようとしますと、版代だけでかなりな金額になってしまう上に別途印刷代を含めた制作代がかかりますので、単価的には非常に高価なパッケージになってしまいます。
一方、紙ヘッダーの場合は、例えば同じ1000枚でも、当店のスタンダードヘッダーでしたら目安としては2万円前後で制作可能です(サイズや加工によって価格は前後いたします)。
ここ数年の物価高で、印刷工場も値上げ傾向にあるので、今後多少価格の上昇はあるかと思いますが、それはOPPへの印刷も同様でございますので、やはりOPPに直接印刷するよりもはるかに低コストで制作できることに変わりはございません。
理由2:小ロットから対応可能
先述したように、OPP袋への直接印刷の場合は、最小ロットが1000枚となりますが、紙ヘッダーは最小ロット100枚から対応可能です。
既製品のOPP平袋と組み合わせていただければ、100個からオリジナルパッケージが作れることになります。
紙ヘッダーの制作代は100枚から500枚くらいまでは、合計金額にそれほど大きな差はないので、100枚ですと単価的にはどうしても割高感が出てしまいますが、合計金額的には比較的負担は少ないかと思います。
- まずはテスト的に販売してみたい
- 小さく始めたい
- 少しずつ複数の種類を作りたい
というお客様には非常におすすめです。
もちろん1万枚以上の大ロットでも対応は問題なく可能です!
理由3:デザインの自由度が高い
紙ヘッダーの印刷には、版代というものはかかりませんので、印刷代の種類としては「黒1色印刷」か「フルカラー印刷」かの2種類となります。
データが黒の濃淡のみで作られていれば「黒1色印刷」、黒以外の色がわずかでも使用されていたら「フルカラー印刷」となります。
「黒1色印刷」よりも「フルカラー印刷」の方が印刷代は多少高くはなりますが、それほど大きな金額差はないので、コストをあまり気にすることなく思う存分フルカラーでデザインをご検討いただくことが可能です。
また、ヘッダーの仕上がりサイズに対して、ワンポイント的なデザインでも、全面フルにデザインしていただいても金額は変わりませんので、必要な情報やデザインを気兼ねなく盛り込んでいただければと思います。
さらに、OPP袋への直接印刷ですと、製袋の圧着部分付近には色が入れられないなどの制約がございますが、紙ヘッダーの場合は端まですべて印刷できますし、もっと言いますと折ったときに内側になる面にも印刷可能です(両面印刷の扱いになります)。
いろいろとアイデアが膨らんできませんか?
理由4:加工の自由度が高い
ヘッダーの場合は、ご使用時には2つに折っていただきますので、折るための「スジ入れ加工」は必ず行います。
その他の加工(穴あけ加工や角丸加工など)はオプションとなります。対応している加工についての詳細はこちらのページをご参照ください。
スタンダードヘッダーでも、スジの位置や穴の位置、穴の直径等はある程度お客様の方でご指定いただくことが可能です。
例えば、スジの位置は大半のお客様は中央に入れられますが、必ずしも中央でなくても問題ありません。
あえてずらした位置にスジを入れて、折ったときに手前が短く、奥側が長くすることによって、ヘッダーと台紙が一体化したような形で制作されるお客様もいらっしゃいます。
また、特殊ヘッダーでしたら、四角形以外の自由な形のヘッダーをつくったり、丸以外の形の穴をあけたり、キラキラとした箔押し加工をすることも可能です。
このところの様々なコスト高のなか、商品パッケージはなるべく低コストで作成したい、というのは正直なところだと思います。
当店はできる限りお客様のご要望にお応えするべく、1つ1つのお問い合わせに誠心誠意対応するよう心がけております。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。